【経験したから分かる】ホワイト企業とブラック企業の違いについて解説

こんにちは、人事担当のヘクシです。
現在は、ホワイト企業の人事担当ですが、過去にブラック企業で働いていた経験があります。

とはいっても…

ヘクシ
ホワイト企業しか知らない人は、ブラック企業ってどんな所か分からない。
ヘクシ
ブラック企業しか知らない人は、ホワイト企業ってどんな所か分からない。
ヘクシ
自分が今いる会社がどちらなのか、分からない。

そんな人は多いんじゃないでしょうか?

今回は、実際にホワイト企業とブラック企業の両方で働いた経験から違いを徹底解説していきます。

【目次】
ホワイト企業とブラック企業で圧倒的に違う点
①労働時間
②残業時間・残業代
③深夜残業・休日出勤
④有給休暇
⑤休憩時間
⑥休日
⑦経費の扱い
⑧離職率・退職
⑨パワハラ・セクハラ
⑩仕事量

ホワイト企業とブラック企業でも変わらない点
①職場の人間関係
②自分次第

ホワイト企業とブラック企業で圧倒的に違う点

ホワイト企業とブラック企業で圧倒的に違う点
①労働時間
まず、最大の違いは労働時間(勤務時間)です。残業時間が長い為、圧倒的にブラック企業は労働時間が長いです。

労働時間
ホワイト企業・・・残業時間が少ないので、労働時間が短い。
ブラック企業・・・残業時間が多いので、労働時間が長い。

そもそも、ブラック企業は当たり前のように残業がありませんか?
「定時で帰るなんて考えられない。」っていう思考がそもそもブラック企業の洗脳にハマりつつある証拠です。
信じられないかもしれませんが、ホワイト企業は当たり前に「定時に帰る」コレが普通です。

②残業時間・残業代
前項で説明したように、残業時間に圧倒的な違いが出やすいです。
そして、ブラック企業は残業時間・残業代の支払いに関してかなり歪んでいます。

残業時間・残業代
ホワイト企業・・・残業時間が少なく、残業代はしっかりと支払われる。
ブラック企業・・・残業時間が長く、サービス残業が多く残業代の支払いがない。

「残業時間は長いけど、残業代はしっかりと支給されてるからホワイト企業か、なら良かった」そう思った貴方、安心するのはまだ早いです。

以下に当てはまる人は、要注意です。
・打刻時間がしっかりと記録されるシステムがない。
・残業は、定時を過ぎた後の事をさすと思っている。
・みなし残業時間が長いのに給与が安い。

これは、隠れブラック企業に多い内容です。

・打刻時間がしっかりと記録されるシステムがない。
打刻時間がしっかりと記録されるシステムがない時点で、勤務時間をしっかりと管理できていない事は明白です。働き方改革法により新たに「客観的方法による労働時間把握の義務化」が加わりました。これは、客観的にみて誰でも納得できる勤怠管理をしなくてはならない、というもの。しっかりと打刻時間が記録されない勤怠管理方法は、ホワイト企業にはあり得ません。

・残業は、定時を過ぎた後の事をさすと思っている。
これは結構落とし穴です。残業って、定時を過ぎても仕事をしていた時間だけが、残業時間に加算されるって思っていませんか?これは間違いです。
例えば、9時00分~18時00分までの雇用契約の人が、朝1時間早く来てミーティングや前日に終わらなかった仕事を片付けたとします。ですが、出勤時間は雇用契約の9時00分~記録されている。しかし、本来はこの朝早くきて仕事をした1時間も勤務時間のはずです。就業規則で定められている場合もありますが、そうだったとしても隠れブラック企業あるあるのサービス残業の一つです。

・みなし残業時間が長いのに給与が安い
みなし残業とは、お給料の中にあらかじめ含められている残業代の事です。みなし残業45時間となっていれば、45時間分の残業代はあらかじめお給料に含まれている為、45時間までは残業してもお給料は一切変わらないというものです。もちろん、その分自分が納得できるほどお給料が多ければそれでいいのですが、明らかにお給料が低く基本給よりみなし残業代の方が多いなどは問題です。

③深夜残業・休日出勤

ホワイト企業・・・ほとんどありません。全くないに近いです。
ブラック企業・・・当たり前にあります。

深夜残業とは、夜22時を超えた時間の勤務の事です。仕事が終わらなくて終電ギリギリまで仕事をしたり、休日返上でたまった仕事を片付ける。こんな状況はホワイト企業にはあり得ません。

④有給休暇

ホワイト企業・・・有給休暇は取りやすく、体調が悪ければお休みできる。
ブラック企業・・・有給休暇が取りにくい。親族が亡くなった時にしか取れない。

そもそも、有給休暇は取って当たり前の休日です。また、働き方改革法では年に5日以上の有給休暇を必ず取得しなければならない。と定めています。つまり、法律で有給休暇を取らなければいけない、会社は有給休暇を取らせる義務がある、と定めている事になります。

また、有給休暇を取得する際に特別な理由が必要だと思っていませんか?実は、理由なんて必要ありません。「私用の為」これで十分なはずです。
しかし、「忌引の時でしか有給休暇を使えない」なんて風潮のある会社は間違いなくブラック企業です。

ブラック企業にいる人には信じられないかもしれませんが、「有給休暇はいつでも取得できる」「体調不良も文句を言われる事なく休みを取得できる」これがホワイト企業では当たり前なのです。業務が忙しいから有給休暇を誰も取得できないなんて環境は明らかに労働環境が悪すぎます。

⑤休憩時間

ホワイト企業・・・しっかりと休憩が取得できる。その間は仕事から離れる事が出来る。
ブラック企業・・・仕事をしながら昼食をとるなど、休憩時間も仕事から離れる事が出来ない。

これは、職種によってとても微妙なラインになりますが、ホワイト企業で働いていた私の経験から言うと、休憩中は仕事をしなくていい、むしろするな!という環境でした。
そもそも休憩の基本的な法律からお伝えしましょう。

休憩時間の最低ライン
・労働時間が6時間以内、最低休憩時間は0分
・労働時間が6時間から8時間以内、最低休憩時間は45分
・労働時間が8時間を超す場合、最低休憩時間は1時間
休憩の概念
・休憩は労働時間の途中に与える
・休憩時間には労働から解放させないといけない

つまりですよ、「一日8時間以上の労働の場合は、必ず業務間に1時間以上の休憩を取らなければならない、そして休憩中は仕事から離れなければならない」と法律で決まっています。
なので、デスクで仕事をしながら昼食をとる。というのは、休憩には該当しない。という事なんです!!
好きでデスクで仕事をしながら昼食をとっている人はいいのですが、状況的に仕事をしながら休憩を取らなければならない。という環境は法律違反になります。

⑥休日

ホワイト企業・・・休日に仕事の連絡が入る事はない
ブラック企業・・・休日でも仕事の連絡が入ったり、休日を返上して仕事をしなければならない。

これは実際に私が経験してびっくりしたことですが、ブラック企業で働いている時は当たり前のように休日でも仕事の連絡が入っていました。正直、休日でも気が休まる事はなく本当にしんどい毎日でした。しかし、ホワイト企業では一切ありません。なぜなら、休日でも仕事の連絡をしたりするとその日は休日という扱いではなくなるからです。
でも、考えてみれば当たり前ですよね。その当たり前がブラック企業にいると当たり前に気付けなくなってしまいます。

⑦経費の扱い

ホワイト企業・・・消耗品や書籍など、仕事に必要なものは経費で購入できる
ブラック企業・・・自分で使うものは実費で購入する

これも両方体験してびっくりした事のひとつです。ホワイト企業って、ボールペンや消しゴム、付箋に至るすべての消耗品や事務用品が経費で購入できます。もちろん、申請など面倒な企業もありますが、それでも実費で購入する事はなかったです。一方、ブラック企業は自分で使うものは自分で買う、これが当たり前でした。

以前、不動産関係(ブラック企業)に転職した時は、入社したその日に「金融電卓とボイスレコーダー」を今から買いに行け!と言われ、実費で購入した経験がありました。転職したてって基本お金ないじゃないですか?それなのに、二つを購入して15,000円くらい実費負担させられた事があります。今考えればありえない事だと分かるのですが、当時若かったし世間知らずだったので言われたまま負担していました。本当に馬鹿ですよね。

⑧離職率・退職

ホワイト企業・・・離職率は低く、辞めやすい。
ブラック企業・・・離職率は高く、辞めにくい。

ホワイト企業って本当に離職率が低いんです。まぁ、会社に不満などはないのでそもそも退職したい人が少ない事が影響していると思います。しかし、その中でも自分のキャリアアップや家庭の環境などで退職せざるを得ない場合ってありますよね?そういう時は、すごく辞めやすい環境にあります。しっかりと退職願・退職届という手順を踏んで、後任が採用され、問題なく退職が出来ます。

一方ブラック企業はというと、とにかく離職率は高いのに辞めにくい環境にあります。ほとんどが、強行突破して辞めていくという状況ですね。退職願を出した瞬間から明らかにパワハラまがいな事をされたり、文句を言われたりと、退職日まで辛い日々が続きます。

⑨パワハラ・セクハラ

ホワイト企業・・・ハラスメントが発生しないように就業規則で定めている。また、中立的な立場で相談できて秘密を守られる。
ブラック企業・・・ハラスメントをハラスメントと自覚していない。

ブラック企業は、パワハラ、セクハラなどのハラスメントをハラスメントだと認識していません。明らかなパワハラさえも教育の一環だとか、仕事が出来ないから仕方ないとか主張する企業がほとんどです。確かに人材育成の中には叱咤激励はあると思います。しかし、度を超えたものはパワハラになることは間違いありません。

⑩仕事量

ホワイト企業・・・業務時間内に終わる適正な業務量
ブラック企業・・・残業をする前提で課せられる業務量

ブラック企業は、残業をする事を前提に業務量を決めています。というか、適正な業務量なんて把握していない所がほとんどです。やらなければいけない業務=1日の仕事量みたいな考えです。

ホワイト企業とブラック企業でも変わらない点

ホワイト企業とブラック企業でも変わらない点
①職場の人間関係
ホワイト企業は心にゆとりがある人が多いので、ギスギスした雰囲気は少ないと思います。ただ、人間なので相性はあります。いくらホワイト企業でも相性の合う合わないはありますので、働いてみないと分からない事もありますが、お互いに社会人としてのマナーをしっかりと守れる人が多いので理不尽に思う事は少ないでしょう。
一方、ブラック企業は上司や同僚含め、やはり社内の雰囲気がとても悪いことが多いです。そうすると小さな事で揉めたり、部署間の連携がうまくとれなかったりと日常的に人間関係に悩まされる事が多くなります。

②自分次第
これは、結局のところ、仕事にやりがいをもって自分の成長に為に頑張らなければならない。というところです。
いくらホワイト企業でも自分で努力して成長しなければなりません。ホワイト企業だからといってあぐらをかいているようでは、どんどん必要とされなくなっていきます。

今いる会社はホワイト企業?それともブラック企業?

今いる会社はホワイト企業?それともブラック企業
もし、今いる会社がブラック企業で辛い環境にあるなら転職をおすすめします。目標があり、その会社でしか実現できない何かがあって働いているなら頑張れると思います。しかし、ただ辛いけど我慢しているだけなら今すぐ転職を検討してみてください。

私は、ブラック企業で働いている時に「仕事とは辛いものなんだ」「これが当たり前なんだ」と思っていました。でも、ホワイト企業を経験したからこそ言える事は、その環境が当たり前ではないという事。仕事は大変なものです。楽な仕事なんてありません。それは、ホワイト企業もブラック企業も同じ。しかし、体や心を壊してまで働く必要はない。もしブラック企業だと気づいたら、自分の状況をもう一度見直してみて、この会社で一生働くのか?と問いかけてみてください。
私は、ブラック企業だと気づいた時に将来を考えて転職を決意しました。今は、とても楽しい人生を送っています。大変だけどやりがいをもって楽しく仕事が出来る。そんな環境を実現できるのがホワイト企業です。

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