ブラック企業になる残業時間とみなし残業の解説

ヘクシ
長時間労働しんどいなー!当たり前のように長時間残業してるけど、これってブラック企業だよね?
🔽本記事の内容

  • 残業時間が多いと感じたら確認してほしいこと。
  • ブラック企業を退職後、ブラック企業に入社しない為にやること。

「自分の会社はブラック企業なのか?」ブラック企業になる要因は色々ありますが、代表的な例が「長時間労働」ですよね。
「ブラック企業の残業時間」と、ブラック企業にありがちな「みなし残業」について説明します。

ブラック企業の残業時間とみなし残業制度

ブラック企業の残業時間とみなし残業制度
ブラック企業で働いている人は、だんだんと正常な判断が出来なくなります。それは、慢性的な疲労とストレスの蓄積で、脳が正常に働かないからです。
そんな状態が続くと、どんな劣悪な環境でも異常だと判断する事が出来なくなります。

みなし残業(みなし労働時間制)・固定残業

みなし残業とは、賃金や手当の中にあらかじめ一定時間分の残業代が含まれている事を言います。
一定の残業代を固定して支払う固定残業制度とも言います。
簡単に言うと、残業しても残業しなくても決められた時間分の残業代は払うよって事なんです。
みなし残業を採用している会社は、求人票に必ず書いてあるので確認できます。

ここだけ聞くと、残業しなくても残業代がもらえるなんてラッキーと思うかもしれませんが、そこが落とし穴です。ブラック企業は、総支給額を高く見せる為にみなし残業を採用し、みなし残業時間ギリギリまでしっかりと残業させられるケースがほとんどです。

例)給料総支給25万円で説明してみましょう。
①給与総支給25万円(基本給)
②給与総支給25万円(基本給+みなし残業45時間)
①と②は、毎月もらえる給与は25万円です。同じ金額ですが内容に大きく差があります。
給料総支給25万円
A:総支給額 B:内訳 C:残業代 D:昇給やボーナス
25万円 基本給(250,000円) 別途支給 基本給250,000円がベース
25万円 基本給+みなし残業45時間
(184,900円+65,100円)
45時間を超える
場合は別途支給
基本給184,900円がベース

※D:昇給やボーナスは会社の規定によって様々ですが、一般的に昇給額やボーナス額を決める時に基本給をベースに計算する会社がほとんどです。入社時にもらえる給与は同じでも、生涯年収に大きく差が出てきます。
このように、同じ25万円でもみなし残業がある場合とない場合で、大きく変わります。みなし残業時間を超えるまではいくら残業しても給料は変わらないのでメンタル的にも結構キツイです。

ブラック企業の残業時間の目安

毎月の残業時間が45時間を超えているという人は、ブラック企業の可能性が高いです。
なぜなら、月45時間以上の残業が認められるのは、どんな理由があろうとも、年間6カ月と決められています。
つまり、毎月45時間を超える残業をしているという事は、労働基準法違反となるわけです。

✅ちなみに、残業45時間とは?
45時間÷20日=2.25(時間計算で2時間15分)
毎日、2時間15分以上の残業が当たり前のように続いている場合は、要注意です。

残業時間が多いと感じたら

残業時間が多い=ブラック企業(会社が悪い)と考える人がほとんどですが、まず、残業時間が多くなってしまっている根本的な原因を考えてみましょう。

残業が多いからと言って、会社のせいとは限らないのです。

  • 仕事が遅い。
  • 無駄な残業が多い。
  • 自分の能力と仕事量が合っていない。

色々な原因が考えられます。その原因が確実に会社の体質、つまりブラック企業だと判明しているならば、それは抜け出さなければならない環境にあります。
しかし、残業が多くなってしまっている原因が自分にある場合は、その原因を解決しないと転職して新しい会社に行ってもまた同じ状況になります。

✅残業が多い理由が会社のせいなのか、自分のせいなのかを判断できなくさせるのが、ブラック企業のやり方です。

どんな状況であっても労働基準法に違反し長時間をさせ続ける会社は、ブラック企業ということです。いくら仕事が出来ない社員でも労働基準法に守られるべきであり、会社は法律を守る義務があります。法律は絶対なのです。

ブラック企業だと確定したらすべきこと

ブラック企業だと確定したらすべきこと

残業時間・みなしも含めてよく考えた結果、ブラック企業だと確信したらすべきことは3つ。

自分を守れるのは自分しかいない

当たり前と思うかもしれませんが、ブラック企業にどっぷりと浸かっている人は、「自分を守れるのは自分しかいない」この当たり前に気付く事は出来ません。

毎日長時間労働を繰り返すうちに、その環境が当たり前になります。
会社の中に、自分よりもひどい環境の人を無理やり見つけ、あの人よりはマシだと思い込むのです。

あなたの残業時間が毎月のように80時間を超えている場合は、大変危険です。
大げさではなく、過労死がすぐそこまで来ています。

厚生労働省が定める「脳血管疾患及び虚血性心疾患の認定基準」や「心理的負荷による精神障害の認定基準」によれば、残業が月80時間を超える状態が続くと、心疾患や精神疾患による過労死の危険が高まるという事です。

労働基準法でも、毎月80時間の残業は認められていません。
そんな環境に長期間自分を置く事は、自殺行為と同じなのです。
正常な判断は難しいかもしれませんが、その状態は異常だと断言できます。

ブラック企業だけど働くメリット

ブラック企業で働くメリットはありません。
ブラック企業だと確定した時点で転職活動を始めて欲しいのですが、生活費は必要だと思います。
また、みなし残業がすべて悪いという訳ではありません。
みなし残業制度を導入しているけど、実際の残業時間は「ゼロ」という会社はたくさんあります。
みなし残業=ブラック企業と考えるのは危険です。
ですが、今よりも環境のよい会社はあります。

本当につらくなった時に参考にして欲しい事

辞めた後の事を考え、仕事がなくなることが怖くて辞める事が出来ないかもしれません。
ですが続ける事は困難であり消耗戦になります。
仕事というのは本来、自分の価値を上げる為、スキルアップの場なのです。
大変かもしれませんが、自分の目標の為にやりがいをもって取り組むものです。
我慢してこらえるものではありませんし、頑張る事は、耐える事ではありません。

気持ちを切り替えて、転職活動を始めてください。
毎日苦痛だと思いながら仕事をしていても楽しくないですし、何より自分の為になりません。

ブラック企業を退職後、ブラック企業に入社しない為に

ブラック企業を退職後、ブラック企業に入社しない為に。

ブラック企業を辞めたい。残業時間も異常な時間までやりたくない。
そう思って始めた転職活動において、失敗しがちなのはまたブラック企業に入社してしまう事なんです。

転職活動で失敗しがち

今の会社から逃げ出したい一心で転職活動を行うので、とりあえず早く次の転職先を見つけたいと考えます。
それが正直な心の叫びなのでしょうが、またブラック企業に入社してしまったらいつまでも抜け出せません。
ブラック企業というのは、いつでも人材不足です。そのため、いつも求人票の掲載があります。

しっかりしないとまたブラック企業に入社してしまう

どういう企業が求人募集をしているのかを見ながら、いつも求人を掲載している会社は避けるべきです。
理由はまたブラック企業へと吸い込まれてしまうからです。

ブラック企業に吸い込まれずまともな会社で自分の未来のために働ける会社を見つける方法は簡単でブラック企業を除外してもらってその中から合うものを選ぶだけです。
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まとめ

  • 毎月の残業時間が45時間を超える場合は、黄色信号。転職を考えた方が良いかも。
  • 毎月の残業時間が80時間を超える場合は、赤信号。確実にブラック企業。すぐ転職。
  • 労働者は、労働基準法で守られている。違法な残業時間はどんな状況でも許されない。
  • 自分を守れるのは自分しかいない。
  • 今よりも環境のよい会社はあります。
  • ブラック企業はいつでも人材不足で、いつも求人票の掲載があります。
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