転職活動の中で1番ハードルが高いのが面接です。
苦手意識がとても強く、面接で本来の自分が出せなくて内定がもらえなかったと後悔してしまうこともあると思います。
そんな面接のでことを人事側の視点で解説していきたいと思います。
面接が苦手じゃなく得意だという人はいるのか
私は現在人事担当として働いていますが今まで面接が得意だって人には1度も会ったことはありません。
つまり、みんな何かしら面接に対して苦手意識があるということです。
面接が苦手という意識は、そのままで問題ありません。ポイントは面接が苦手だからという理由で放置することが問題です。
面接する側は苦手意識なんかないんじゃないの?
面接をする側の人は、自分の転職の時も完璧に面接が出来るかというと、そうではありません。実は、人事担当でも自分の面接となると苦手なのです。
前日には「明日面接か~、緊張するーっ!どんなこと聞かれるかなー!」となってしまいます(^_^;)
ですが、人事担当で採用面接を何度もやっているので面接で聞かれることはだいたい想像できます。これが先ほど伝えた面接が苦手だからといって放置しないってことです。
人事担当者なんか経験したことないからどんな質問されるか想像なんか出来るわけないじゃんって疑問は簡単に解決出来るのであとでお伝えしますね。
面接は苦手であっても放置しないことで必ず内定はもらえます。
面接が苦手な理由の1つ、NGなことをしてしまいそうだから苦手
人事担当側からみて面接で1番NGなことは
- 会社のことを調べてない
- 入社して何がやりたいのかを決めていない
面接で何も準備していないと思われることが1番のNGです。
応募先の会社のことを調べてない
採用条件だけ見て応募してきたんだとバレてしまします。応募書類はすごくいいのに残念だな~と思われてしまいます。
ダメな理由として、いきあたりばったりで仕事してきたんだろうなという印象を持たれてしまいます。
そんなことないのに!って思うかもしれませんが、少しの時間であなたのことを全部知ろうとすることは人事担当でも不可能です。変な印象を持たれないためにも応募先の会社のことは少しでも調べておくほうが損はしません。
応募先の会社のホームページを見ることが有益でしかない
応募先の会社のホームページは絶対に見ておいたほうがいいです。
簡単なことしか書いてない会社やギッチギチに硬い文章で埋め尽くされてる会社もあれば、ちゃんとしてるように見えてふわっとした内容しか書かれてなかったりと会社によって様々です。
ホームページを見ておくと面接で有益なことは面接の最後によくあるあれです。
『何か質問はありますか?』
で1つ質問することが増えることがメリットとしてあります。
- 会社のホームページ見ましたか?と聞かれた時に答えれる
- 何かしらのメッセージを感じ取れる
- 書いてある内容がよくわからなくて疑問に思ったことを質問できる
- こういう仕事がやりたいのにホームページには記載されてなかったのでやってるのどうか質問出来る
- その会社のことがだいたい分かる(難易度高め)
上記の通りで、2つは確実に増やすことが出来ます。
入社して何がやりたいのかを決めていない
実は若いころは会社に入社して何がやりたいかなんて考えたこともありませんでした。
- とりあえず採用してくれればいいよ。
- 入社して何がやりたいのかなんて会社に入ってからそのうち見つかるもんなじゃない?
こんな考えでした。
これではダメですね。ダメな理由としては、これから一緒に働くのにやりたいビジョンがない人に面接官は『これから一緒にやっていきましょう』という気持ちになれないんです。
会社は組織ですから同じ気持ちの人を採用します。『この人なんかよかったんだよね!』という印象が残ります。
でも、まじで何がやりたいのかわからないって人も本音と建前を上手に使い分けましょう。1年後でも3年後でも、10年後の目標でもいいです。
入社して何がやりたいのか絞り出してください。考えて絞り出すのは大変ですけど損することは絶対にありませんから。
面接に対する苦手意識は考えることと練習することである程度、苦手じゃなくなってきます。
面接の練習してもいざ面接が始まってしまうと苦手意識が爆発してパニックになってしまう
面接終わってどんなこと話したのか記憶にない!って経験ありませんか?かなり緊張してると記憶があまりないですよね。
少しだけ面接でリラックスする方法はここだけの話、面接官も実はちょっと緊張してるので『目の前にいる面接官も緊張してるんだ』という意識を持つと少しリラックスできると思います。
また、ある程度の緊張は最高の結果を出せる場合が多いです。緊張する事も必要ですよ。
うまく出来るか不安
失敗したらどうしよう。とマイナスな結果を考えてしまいがちですが、面接を完璧に出来る人はいません。
面接してる側からしてみれば、会話が成立していれば問題ないです。
面接官の話をよく聞いて回答するだけ。うまく話せなくてもいいんです。相手の話をよく聞いて、ひと呼吸おいてから落ち着いて質問に答えましょう。
緊張で面接官の言った事が聞き取れなくて余計に焦る
面接で質問されて、(えっと、今なんて言ったんだっけ?聞き取れなかった)ときに静かな時間だけ流れるのってかなり焦りますよね。
面接官の言った事が聞き取れなくても問題ないですよ。聞き返しても平気です。
質問の意味が分からなければ、「申し訳ありません。もう一度お願いします。質問の意味が少し理解できませんでした。」と正直に言えばいいです。
面接官は、完璧に面接対策をしている人材を求めている訳ではありませんから。
面接が苦手だというハードルは練習することでだんだん慣れてくる
では人事担当を経験していなくても面接でどんな質問をされるのかを予測できる方法を教えます。
面接の前にどんな質問をされるのか事前にわかる質問リストがあります。その質問リストがもらえるところは転職エージェントです。
転職エージェントを選ぶ理由は他にもあって、面接を受ける企業がどんな人を求めているのかを教えてくれます。
この2つの情報をもとに面接対策をします。
事前にわかっていることがあれば、その答えを用意することが出来ます。
そして実際に面接ではその通りの内容を聞かれる事が多いです。
面接のパターンを学んでいくうちに苦手意識が薄れて面接で手ごたえを感じます。
転職エージェントは無料で利用できるので、眠らせておくのはそれだけで損失です。
私が利用して良かったと思った転職エージェントをまとめておきました。
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