こんにちわ、人事採用担当のヘクシです。
面接の質問と調べると50選とか30選とか60選とかありました。
そんなに実際に聞くことはないので読んでみて特にこれは聞くな~って思ったことを抜き出してみました。
実際によく聞くことなのでスムーズに答えられない場合、もちろん緊張とか考慮した上でのことですが、事前に準備出来ない人なんだなという印象になります。
よく聞く、人によって聞く、ほぼ聞かないけど環境によっては聞くの3パターンにしてまとめてみました
言葉のニュアンスが違うだけで聞いてる内容は一緒なので解説も兼ねてやっていきたいと思います
【目次】
- 人事担当の私がよくする質問を紹介
- 面接官が聞きたくなる回答の仕方
- 面接対策が不安なら転職エージェント
人事担当の私が面接でよくする質問を紹介
ネットで調べれば簡単に面接の質問例が出てきます。しかし、出てくる内容は膨大過ぎて結構答えを考えるのも一苦労ですよね?
一部ではありますが、私がよくする質問をいくつか抜粋しました!
1-① 面接でよく聞く事
【過去&現在の事】
- 志望理由&退職理由
- 職務経歴&今の会社でどんな仕事をしているのか具体的に
- ブランク期間(失業期間)の理由&その間に何をしていたか?
- 現在の年収
- 転職回数が多い理由はなんですか?
- 転職活動において企業を選ぶ基準は何ですか?
今までやってきた仕事内容は、職務履歴書を読めば大体はわかりますが本人から聞くようにしています。
やってきた仕事と関連付けて退職理由も聞きます。
転職回数が多いからと言って不採用にはしませんが、退職した理由がしっかりと自分の将来のビジョンに関係するような理由かどうかはしっかりと判断をします。
退職理由は、しっかりと自分で考えて退職したなら説明ができるはずと思っています。ごまかしたり、曖昧な答えをしたりする人は採用しません。どんな決断をするにも理由があります。その理由をしっかりと説明できるようにしておきましょう。
【未来の事】
- キャリアプラン1年後・3年後・10年後の自分
- 将来どんな仕事をする人になりたいか?
- 今後身につけたいスキルはあるか?
- つまらないと思う仕事を担当する事になったらどうするか?
私は、過去の事よりも未来の事を詳しく聞く事が多いです。
過去の事を説明する力は必要ですが、将来どんな仕事をしてどんな自分になりたいかなどのキャリアプランがしっかりとある人は、つらい事があっても乗り越えられると思うからです。
大きな目標がないとダメという訳ではなく、自分の欠点や苦手な事を克服して将来どんな成長をしていきたいか、またその成長をするために、この会社でどんな事をしようと思っているのかを聞きます。
「つまらない仕事を担当する事になったらどうするのか?」という質問は必ずします。
仕事をしていれば、やりたくない仕事を任せられる事はあります。その時にどんなモチベーションで対応するかは、その人の個性が出ます。
面接では、出来るだけ将来の自分を想像して、そうなるためにこの会社でどんな仕事をして成果を出したいのかをしっかりと考えておくとよいでしょう。
1-② 面接で気になった人によって聞く事
- 当社があなたを採用するメリットは何ですか?
- なぜ、経験のある○○職を続けようと思わなかったのですか?
- 最後に何か伝えておきたいことはありますか?
割と意地悪な質問など思っています。
面接であまり自分の意見を言わない人に対してこんな質問をします。
ネットである定型文みたいな答えばかりをする人には、その人の意見でしか答えられないような質問をしたりもします。
1-③ ほぼ聞かないけどたまに面接で聞く事
- 周りの方は、あなたをどのように評価していますか?
- マネジメント経験はありますか?
- 熱中している趣味はありますか?
- 働きづらいと感じる同僚はいますか?どのように協働しますか?
自分の事がよく分からない人に対してこんな質問をします。自己分析力がない人は、自分の事を説明する事ができません。
なので、周りの人からの印象や、その人が苦手な人を知る事で、転職者がどのような人なのかを判断します。
面接官が聞きたくなる回答
絶対的に言える事が、「自分の言葉」で伝えているかどうかです。
ネットには数多くの「面接&解答例」が出回っています。
転職者は、その質問と回答例を自分に置き換え頭に入れ込み、一生懸命暗記しますよね?
しかし、面接官はそんな定型文みたいな回答は、耳にタコができるくらい何回も聞いています。
正直そのありきたりな回答には飽き飽きしているのです。
キャリアプランについて説明すると、誰にでも当てはまりそうな回答をしてくる人がほとんどです。
『今までの経験を活かし、幅広い業務をこなせるプロフェッショナルになる事です』
ごめんなさい、聞いてて何一つ具体的な要素は含まれていません。
- 今までの経験→今までのどんな経験を活かしたいのかを具体的に話すべき
- 事業戦略→そもそも事業戦略をどこまで理解しているのか分かりません。
- 中心的な役割を担う人材になりたい→どうして中心的な役割になりたいのか、なってどんな仕事をしたいのか
- 幅広い業務→具体的にどんなスキルを身に着けて、何のプロフェッショナルになりたいのか
自分の言葉で説明しないと、ただの定型文になってしまいます。
人それぞれ、経験も違えば目標も違います。
よく考えれば自分がなりたい自分があるはずなので、ネットの回答例にとらわれず自分の言葉で伝える事が大切です。
面接対策が不安なら転職エージェント
もし、面接対策に不安を感じるなら転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか?
転職エージェントは、無料で利用できるサービスです。
面接時には、企業別の面接質問例を教えてくれます。
「今回応募した企業は、過去にこんな質問をしています。」と事前に教えてくれるのです。
その質問に対しての回答を考えておくことができますし、回答例をキャリアアドバイザーに相談する事もできます。
一人で面接対策をしていて行き詰ってしまったら、ぜひ利用してみてください。参考:失敗しないための転職エージェントの選び方【経験談あり】
失敗しないための転職エージェントの選び方【経験談あり】
転職を考えているなら「転職エージェント」です。専門のキャリアアドバイザーが、【完全無料】で転職のアドバイス・サポートをしてくれます。転職エージェントは、色々な会社が実施しているサービスですが自分に合った転職エージェントに登録できるか、どんなキャリアアドバイザーが担当してくれるかどうかで転職活動が成功するか決まります。
面接は誰でも緊張します。面接官の前にいくと頭の中が真っ白になってしまう場合もあります。
だからこそ、自分の言葉で相手に伝えようという気持ちが大切になります。
真っ白になっても自分の事なら説明できますよね?
頭の中にある沢山の回答例の中から必死で一番近い回答を探し出して答えるのはもう辞めませんか?
転職は、面接に受かる事が目的ではありません。
入社してから、自分にとって楽しく成長していける職場で働く事が目的です。
面接で取り繕って、嘘で固めた自分で入社してものびのびと働ける訳がありません。
自分が自分らしく働ける職場は必ずあります。そんな職場に出会う為に、面接では自分らしさをしっかりと出す事も大切なのです。
もちろん得意不得意があると思いますが、いつまでも不得意のままにしておくのはどうなのでしょう。
いつまでも不得意のままでいいやと思って放置しておくことはつまり
仕事も出来なければ放置する癖がある人物
と思われても仕方ないですよ。
面接は不得意だったけど克服した!もしくは改善した!
というエピソードの1つでも面接でお話できれば、印象は変わります。
それにあなたの克服しようと頑張ったことはスキルとなって自信に変わるでしょう。