LINE(ライン)で退職願を出してもいいのか?【退職までの流れ解説】

こんにちは、ホワイト企業で人事採用の仕事をしているヘクシです。

会社を辞めると決めたらまず何からやったらいいのか・・・
退職願と退職届の違いが良く分からないとか、
実際、会社を辞めるまでにどんな流れで書類を出せばいいのか分からない!
なんて声をよく聞きます。

私は人事担当者なので日頃は書類での管理をしていますが、
最近は、メールやLINEで退職願を出しても法律的に有効なのか?という質問を受けたります。
時代は変わってきましたね~。今回は、退職の流れについて説明します。

【目次】

  1. LINEで退職を伝えるのはOK?【退職願と退職届の違いと流れ】
  2. LINE(ライン)で退職願を出す場合の注意点。
  3. 書面での退職願提出がベスト!だけど、LINEで出した方がいい場合もある。
  4. 退職願を出す前に準備しておくこと。無計画は赤信号!

LINEで退職を伝えるのはOK?【退職願と退職届の違いと流れ】

LINEで退職を伝えるのはOK?【退職願と退職届の違いと流れ】
結論から言うと、LINEで退職意思を伝えるのは【OK】です!
退職の伝え方は法律に決まりがないため、LINEでも有効です。会社側も書面でないからと言って拒否は出来ません。

昔から会社に退職の意思を伝える際は、退職願を書いて封筒に入れ、上司に手渡しをする。これが常識的なやり方でしたよね。
しかし、実際は法律で細かく決められている訳ではないので、必ずしも書面で用意した退職願を提出しなければいけない訳ではありません。
そのため、極端に言えば口頭でもいいし、メールでもいい訳です。

法律で定められている点、それは「期間」です。

「退職の申し出から2週間を経過する事によって雇用は終了する」と定められている為、最低でも2週間前までに退職の意思を伝える必要があります。
そこで問題なのが、いつ申し出たか分からない方法です。

代表的な方法が「口頭」です。方法としては有効なのですが、口頭の場合は2週間前までに伝えたかどうかが証拠に残らずトラブルになりやすいです。
また、就業規則で定められている場合もあります。就業規則で1カ月前と定められていても法律が優先されますが、会社のルールとしてある以上出来るだけ就業規則に従った方がいいと言えます。

◆【退職願】と【退職届】の違いについて◆

  • 退職願・・・会社もしくは経営者に対して退職意思を表明する書類です。退職したいという意思をお願いしているだけで、退職願を出したからと言ってすぐに退職出来る訳ではありません。また、会社が許可すれば撤回する事もできます。
  • 退職届・・・会社の可否を問わず、受理された時点で退職が決まります。退職届は、一度提出すれば撤回する事は出来ません。労働者は一方的な意思表示によって労働契約を解約できるとする民法で定めている為、法律的には退職願を出さす退職届を出すだけで退職は出来ます。しかし、退職届を一方的に出す事はトラブルの元になる為、おすすめはしません。

【好ましい退職までの流れ】

  • 1カ月前 上司に退職の意思を伝える・相談をし、退職日の確定する
  • 2週間前 退職願を提出
  • 退職まで 業務の引継ぎ・取引先など社外への挨拶まわり
  • 退職日  退職書類の確認、備品返却、社内挨拶

退職後は、源泉徴収票を依頼したり、何かあれば連絡したりする事があるかもしれません。
トラブルを起こして退職すると、後から困る事になるので、穏便に退職をしましょう。参考:「会社を辞めても後悔しない理由」と「辞めたいと思ったらとるべき行動」

LINE(ライン)で退職願を出す場合の注意点

LINE(ライン)で退職願を出す場合の注意点
LINEの場合は、気軽に退職願を出す事が出来る反面、トラブルになりやすいので注意が必要です。

LINEで退職意思を伝える際の注意点とは?

  1. 就業規則で、「退職の意思は書面で提出しなければならない」と定められていないかをまず確認!
    この場合は、LINEでの退職願は受理されません。必ず書面での提出が必要です。
  2. 業務でLINEが使われているかを確認
    LINEを送っても上司が確認しないという場合もあります。
    日頃からLINEが業務に疲れているのかが重要です。
  3. 間違いに注意
    送る相手を間違えたり、文章や日付を間違えたりしては退職願が受理されない場合もあります。
    送る前にしっかりと文章を確認して、誤字脱字などもしっかりと確認しましょう。
  4. LINEのデータは消さずに残しておく
    送信したという事実を証明するものになります。
    端末が壊れてしまったり、誤ってデータを消してしまったりすると、
    退職意思を伝えたという証拠がなくなってしまいますので注意が必要です。

書面での退職願提出がベスト!だけど、LINEで出した方がいい場合もある。

書面での退職願提出がベスト!だけど、LINEで出した方がいい場合もある。
どうしても直接会って退職意思を伝えられないケースもあります。
それが、いじめ・パワハラ・セクハラなどがあり直接伝えられない。
または、会社からの脅迫や強要があるケースです。
直接伝えても、受理してもらえず退職願を受け取ってもらえないというケースもあります。
そういった場合は、直接伝えられないので、LINEやメールなどで伝えた方が良いでしょう。

私は人事担当としてたくさんの人の面接をしてきましたが、「なかなか会社を辞めさせてくれなかった」という人が多くいます。
そもそも、労働者にも会社を選ぶ権利があります。働きたくない!辞めたい!と言っている従業員を無理矢理に働かせる事は出来ません。
それなのに辞めさせてもらえないと悩んでいる人もいる。

まず、知って欲しい事は「辞めさせてもらえない」というのはあり得ないという事なです。しかし、社内でいじめやパワハラが横行していれば、退職意思を伝える事によりさらに状況が悪くなる場合もあるでしょう。
その場合は、LINEなどの直接会わない方法は有効的だと言えます。参考:平気でパワハラをしてくる上司への対応

退職願を出す前に準備しておくこと。無計画は赤信号!

退職願を出す前に準備しておくこと。無計画は赤信号
転職先を決めてからの退職がベスト!決まっていない場合は、失業保険の手続きをしっかりと!
退職してからゆっくりと次の職場を探そう~と考えている人が結構いますが、だいぶ危険です!!
自分が想像しているより転職活動は長引き、貯金もどんどん減っていきます。

なかなか内定がもらえず焦りだすと、どこでもいいから転職したいという気持ちになってきます。
そうなると後悔の残る転職になってしまうでしょう。
そうならないように、退職願を会社に提出する前にしっかりと転職先を決め、お金と心にゆとりをもって退職意思を会社に伝えてください。

もう限界!転職先が決まる前にどうしても退職したい人へ。

そういう人はせめて、退職したあとすぐにやるべき手続きについて理解しておくべきです。
「失業保険」という言葉を1度は聞いた事があると思いますが、過去2年間で12カ月以上の雇用保険加入歴があれば失業保険をもらう事が出来ます。
無職の期間はとにかくお金が心配になります。その期間を助けてくれるのが失業保険です。

しかし、失業保険には落とし穴があります。
自分から退職した場合は、「自己都合退職」と言い失業保険を申請してから3カ月と7日間の待機期間が経過しないと失業保険はもらえないのです。
そのため、退職してもすぐにお金がもらえる訳ではないので1日も早く失業保険の申請をしてもらえる日を早くする必要があります。
退職後はすぐに失業保険の手続きを⇒参考:退職したらやること、まずはハローワークで手続きを!

仕事をしながら転職活動をするには、転職エージェントがお勧めです。
転職エージェントは、『完全無料』で転職活動をサポートしてもらえるサービスです。
転職サイトのように自分で求人を見つけて、自分で応募し、内定後も自分で条件交渉をする転職活動方法とは違って、転職エージェントはプロのキャリアアドバイザーが最初から最後までサポートしてくれます。

分からない事は何でも聞けますし、面接日程の調整などもかわりにやってくれます。
仕事をしながらだとどうしても時間がなく、転職活動が進まない~なんて人にはぴったりです。
実際私も転職活動をする際は、必ず転職エージェントを利用するようにしています。参考:失敗しないための転職エージェントの選び方【経験談あり】

【まとめ】

最近は色々な働き方がある反面、色々な辞め方もあります。
法律で決まっている事と決まっていない事。実は知らない事が多いですよね?

就職する時は時間をかけてしっかりと準備をしますが、
辞めるときは心のゆとりも時間もないため、なかなか準備が出来ません。
しかし、準備不足が後になって困る結果を生み出し、退職したことを後悔してしまうケースもあります。

会社を辞める事は悪い事ではありません。
新しいステップへ進む第一歩と言えるでしょう。
そのための第一歩の準備はしっかりと行い、より自分の仕事に満足できる環境を見つけてください。

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